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menuの配達アプリが2022年2月24日よりアップデートされました。
それに伴い、配達報酬計算式も変更になりました。
どれぐらい配達報酬に影響するものなのか、比較してみました。
menuの配達報酬は、距離の二乗で計算するという、他社とは異なる特徴があります。
旧配達報酬の計算方法は以下の通りです。
【旧報酬】(ピック距離+ドロップ距離)の二乗×20円+固定報酬260円
一方で、新配達報酬の計算方法は以下になっています。
【新報酬】(ピック距離+ドロップ距離の二乗)×40円+固定報酬260円
今回の報酬計算方法の変更は、2つの理由からと運営から発表されています。
『1つ目の理由は、従来の報酬計算式では配達距離が長いほど報酬が高くなるため、その結果、全体の平均ピック距離が長くなってきています。
フードデリバリーのあるべき姿を考えた時に、配達時間を短くお届けできることが健全です。
そこで、配達時間を短くするために、店舗の近くで待機いただいている方にはドロップ距離報酬で還元できるよう、ピックとドロップの報酬のバランスを見直しました。
2つ目は、先月1月の長距離配達(ロングドロップ)のリリースに伴い、ロングドロップ配達をしてくださる方にしっかりと報酬をお渡しするためです。
従来の計算式では、ロングピックとロングドロップが同等に高報酬になっていましたが、今後はロングドロップの報酬が上がりやすくなります。』
※menu運営からのメール抜粋
本当にショートピックで稼ぎやすくなるのか、ロングドロップの報酬が上がりやすくなるのか、比較してみることにしました。
ピック距離が0.5、1.0、1.5、2.0、2.5㎞それぞれの場合の時、配達距離(ピック+ドロップ距離)に応じて、どの程度報酬が変わるのかグラフにしています。
簡素化のために、距離報酬のみ比較しています。
ピック距離0.5km
ピック距離が0.5㎞の場合は、新距離報酬の方が総じて報酬が高くなり、配達距離(ピック+ドロップ合計)が長くなるにつれて報酬が高くなります。
ピック距離1.0㎞
ピック距離が1.0㎞の場合も、新距離報酬の方が報酬が変わらずか高くなり、配達距離(ピック+ドロップ合計)が長くなるにつれて報酬が高くなります。
ピック距離1.5㎞
ピック距離が1.5㎞の場合は、配達距離(ピック+ドロップ合計)が約4.0㎞までは旧距離報酬の方が高く、配達距離(ピック+ドロップ合計)が約4.5㎞以上になると新距離報酬の方が高くなります。
ピック距離2.0㎞
ピック距離が2.0㎞の場合は、配達距離(ピック+ドロップ合計)が約6.0㎞以下のときは旧距離報酬の方が高く、配達距離(ピック+ドロップ合計)が約6.0㎞以上になると新距離報酬の方が高くなります。
ピック距離2.5㎞
ピック距離が2.5㎞の場合は、旧距離報酬の方が総じて報酬が高くなります。
まとめると、
●ピック距離が約1.0㎞以下のときは、新距離報酬の方が高くなりメリットがある。また、そのときの配達距離(ピック+ドロップ合計)が長くなると、飛躍的に報酬がアップする。
●ピック距離が約1.5㎞のときは、配達距離(ピック+ドロップ合計)が短いと若干報酬が下がるが、配達距離(ピック+ドロップ合計)が長くなると、そこそこ報酬がアップする。
●ピック距離が約2.0㎞以上になると、旧距離報酬の方が高くなりメリットがない。
という感じで、menu運営の説明にある通り、ロングドロップに重点をおいた報酬になっているようです。
ですので、ショートピックを積極的に受けるようにし、ロングピックは極力受けないようにした方がメリットはありそうです。
ただ、ショットピックだと、店舗に着いてもまだ調理中で待ち時間が発生して、効率良く配達が行えない可能性もあるので、注意する必要です。
その他変更点
今回のアップデートでは、他2点の変更もされています。
①電話の無料化
サポート及び注文者への電話が無料化になりました。
今までは電話料金は配達員もちであったため、配達員によっては、月に数百円~数千円の負担はあったと思います。
地味に嬉しい機能です。
②注文通知時の店舗名表示
出前館では当たり前に店舗名を表示、Uber Eats でも現在では表示されるようになっています。
今まで店舗によって注文の受けられやすさにムラが出てしまうのでは、という懸念があったため非表示にしていたのだが、実際に運営が配達を行ったり、配達員の意見から、注文通知を受ける前に、駐車場の有無や店舗の外観を確認できることは、配達をスムーズにする上で必須で、懸念以上に優先度が高いと判断したとのこと。
店舗を選べるようになったのは、かなりの改善と言えそうです。
運営が実際に配達してみたり、配達員の意見を聞いて改善してくれるところも好印象です。
他社さんも見習って欲しいものです。
まとめ
今回のアップデートでは、距離報酬の改訂、電話の無料化、注文通知時の店舗名表示の3点が行われました。
報酬は一概に下げられたわけではなく、むしろ上がる場合の方が多く、また、他2点のアップデートも配達員目線の改善で、配達員にとってはメリットが大きいと感じています。
あとは、注文件数が多くなるよう、運営さんには頑張ってもらいたいですね。
やはり、注文件数でいうとUber Eats 、1件あたりの報酬でいうと出前館が群を抜いていますので、menuだけではなく、他社も登録しておくことをおすすめします。
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バイトが決まれば、最大1万円がもらえます。
参考記事