筆者は、最近は専ら出前館の業務委託配達員をしていますが、配達回数をこなす中で、他社の業務委託配達員との違いが分かってきたので、他社と比較してのメリットとデメリットについて説明します。
目次(押すとジャンプします)
出前館のメリット
1件あたりの報酬が高い
出前館の業務委託配達員は、「1件あたり何円」の固定報酬制です。※現在では距離により報酬が変わるようになりました
Uber Eats やmenuと比較して、配達距離当たりの報酬が高いです。
筆者が配達しているエリアでは、最近ブーストがついているので、さらに稼ぎやすくなっています。
特に夏季限定ではありましたが、ピーク時間(11時~13時、17時~21時)には報酬最大2倍のブーストがついていて、1件あたりの報酬が1,400円以上の時期もありました。
筆者は、出前館の配達を始めて4日目の配達で、時間あたり3,000円(3時間配達して)くらいになったこともあります。
ドロップ場所のおおよそが受注前にわかる
Uber Eats やmenuと異なり、依頼受注の前におおよそのドロップ位置(おおよその住所)がわかります。
そのため、ショートドロップだけの注文のみ受けることも可能で、これによっても稼ぎやすくなります。
また、「注文を受けたけど実はロングドロップでテンション下がった」といったことが起こりにくく、モチベーションの面でもいい機能です。
自分で効率の良い配達ルートを設定できる
Uber Eatsの場合はダブルピックまでですが、出前館は最大4件注文を持つことができます。
※2021年5月に最大3件に変更されました。拠点によっては最大2件の場合もあったり、忙しいときには最大4件になったりする場合もあります。
そのため、自分で注文を取捨選択し効率の良い配達ルートを設定することで、時間当たりの報酬を上げることが容易にできます。
※現在では完全自動差配に変更になりました
サポートがしっかりしている
わからないことがあったり、困ったことがあった場合などは、拠点の方がすぐにサポートしてくれるので、すごく安心して配達できます。
出前館のデメリット
アプリが特殊
Uber Eats やmenuとは配達ルールが異なるので、アプリの操作なども大分異なっています。
Uber Eats やmenuをやっている人は、慣れるまで戸惑うかもしれません。
受注が早い者勝ち
配達依頼の受注がmenuのように早い者勝ちです。
しかも、業務委託配達員の数はmenuと異なりかなり多いので、筆者が配達しているエリアでは、注文開始時間(11時頃)やピーク時間以外(14時~17時頃)は全然依頼が取れないです。
商品受け渡し時間が決まっている
Uber Eats やmenuとは異なり、出前館では商品受け渡し時間(到着時間)が決まっています。
そのため、迷ったり、建物が見当たらない場合はかなり焦ります。
常に頭をフル稼働
自分で効率良い配達ルートを設定できる反面、受注が早い者勝ち、商品受け渡し時間が決まってるので、稼ぐためには、オーダーが来たら瞬時に受ける受けないを判断しなければならないため、常に頭をフル稼働させる必要があります。
そのため、稼ごうと思ったら、体力的にだけでなく、精神的にも疲れやすいです。
また、間違ってオーダーをとってしまったら、原則遅れてでも配達しなければならないため、余計気を張る必要があります。
Uber Eats やmenuなどは、とりあえずオーダーを受けておけば稼げるので、精神的には楽かもしれません。
ルールが細かい
独自の細かいルールが多いので、Uber Eats やmenuのように料理をピック&ドロップするだけで終わり、というわけでもないような面倒なことも多いです。
アプリに組み込んだり、AIを使ったりで改善できそうな気もするので、今後に期待します。
アプリの不具合が多い
他社のアプリの不具合が多い気がします。
アプリがフリーズして注文がとれない、などの他にも、お店の端末に注文が飛んでなくて、ピックに行ったら、お店の人に???みたいな顔されて、「今から作ります」って言われることもしょっちゅう起こります。
現金配達時の精算
Uber Eats と同じように現金配達も可能で、現金配達ONにすることで、受注数が増加し、また、現金対応と清算の手間があり、現金配達ONにしている配達員は少ないため、受注がとりやすくなります。
ただ、毎回(現金配達があった当日中に)、拠点に行って清算しなければならないため、これがかなり面倒です。
Uber Eats と同じようにクレジットカード決済できるようにしてほしいです。※コンビニでの精算に変更になりました
まとめ
筆者も実際に配達してみた結果、アプリの操作などに慣れるまで時間が結構かかりました。
平日でも11~13時、18時~20時くらいは注文の量が多いですが、それ以外はかなり注文が少ないです。
そのかわり、ピーク時間以外は配達員が減るので、ショートドロップの注文でも簡単にとれるというメリットもあります。
注文の量から言うと、Uber Eats が一番多い気がします。
トータルで、Uber Eats やmenuの配達員をしていたときに比べて、1.5倍~2倍くらい稼げている印象です。
もちろん、配達エリア、時間帯、天候、その日の配達員の人数などによって異なるので一概には言えませんが、筆者の配達エリアでは、晴れの日に自転車で1日3万円くらい稼いでいる人もいるらしいです。
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<参考記事>