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【出前館】新ドライバーアプリがついにリリース!稼ぎやすくなったのか?1ヶ月稼働してみた感想

投稿日:9月 20, 2022 更新日:

出前館の新ドライバーアプリがついにリリース

フードデリバリーサービスの中で、1件あたりの報酬が高単価なことで有名な出前館。

他社フードデリバリーサービスと異なり、注文の受託方法が早押しという特徴がありました。

配達員向け新ドライバーアプリは、2022年3月から京都府限定での試験運用を経て、当初は2022年5月頃リニューアルされるという発表でしたが、大幅に遅れて2022年8月1日よりついに全国でリリースされました。

また、同時に距離別報酬制度の運用もスタートしました。

リリースされた新ドライバーアプリの特徴と、実際に1ヶ月稼働してみてわかったことを説明したいと思います。

新旧アプリ、システムの比較

新旧アプリ、システムの差異を表にまとめてみました。

旧アプリ 新アプリ 筆者の個人的な評価
オーダー通知のタイミング ユーザーからオーダーが入ると、加盟店とドライバーに同時通知 ユーザーからオーダーが入ると、
①まず加盟店に通知、受託確認(調理時間設定)
②その後ドライバーに通知
ゴング機能 配達員がゴングにより、店舗に到着時間を通知 ゴング機能は廃止。店舗到着時に押す「店舗到着ボタン」が追加
店舗からの通知 なし 店舗から調理完了通知が届く
オーダー受託範囲 登録している拠点に紐づくオーダーのみ受託可能 現在位置より自動で決定される全てのオーダー
オーダー受託方法 ・店舗に近い順にオーダー通知
・オーダーを選択可脳
・早押しで受託決定
・最大2~3件(エリアによって異なる)オーダーを同時受託できる
・1件ずつオーダーが自動で通知
・45秒以内に受託可否をスワイプで決定
・最大2件同時受託できる
×
配達実績の表示 件数のみ確認可能 件数と報酬額が確認可能。ブーストも報酬に反映。 ×
配達員の需要予測情報 なし ヒートマップ機能が追加 ×
報酬 1件あたり一律の報酬 距離により報酬が変わる ×

 

オーダー通知のタイミング

  • 旧アプリ:ユーザーからオーダーが入ると、加盟店とドライバーに同時通知
  • 新アプリ:ユーザーからオーダーが入ると、①まず加盟店に通知、受託確認(調理時間設定)②その後ドライバーに通知

旧アプリでは、ユーザーからオーダーが入ると加盟店とドライバーに同時に通知されていましたが、新アプリでは、まず加盟店に通知され、そこで調理時間設定を行い、その後ドライバーに通知されるようになります。

オーダーが配達員に通知されるタイミングは、恐らく調理完了予定時間の○分前とかになっていると思われます。(マクドナルドはユーザーからオーダーが入ったタイミングだと思われます。)

予約の場合、以前は予約時間の丁度1時間前に配達員にオーダーが通知されましたが、新アプリでは、受取時間10分前くらいにオーダー通知がくるような気がします。

店舗がオーダーに気づいておらず店舗に到着しても調理していない、店が混雑していて調理が遅れているなどの不具合は解消されると予想され、筆者が実際に稼働した感じだと、店舗がオーダーに気づいていない、ということは今のところ起こっていないので、改善していると言っていいでしょう。

ゴング機能

  • 旧アプリ:ゴング機能で店舗に到着時間を通知
  • 新アプリ:ゴング機能廃止

旧アプリでは、「ゴング」という、配達員が店舗に向かっていること、調理を開始してもらうことを店舗に通知する機能があり、それにより、店舗での待ち時間を減らすことができました。

新アプリでは、このゴング機能が廃止され、代わりに店舗到着時に押す必要がある「店舗到着ボタン」が新たにできました。

廃止される理由は定かではありませんが、ゴングでの通知を守る店舗、ゴングで通知しても「お届け時間」まで作らない店舗、オーダーが入ったら作り始める店舗が混在していたことや、ゴングでの通知を受けて料理を作ったにも関わらず、なかなか配達員が受け取りにこない、といったことにより、店舗の決めた「受取時間」で統一しようといった理由なのではないかと考えられます。

受取時間までが異様に長い(30分とか60分とか)注文は、これまで見たことがないので、おそらく、受取時間の10分前くらいに、配達員にオーダーが通知される設定になっているんだと思います。

配達員の待ち時間が少なくなったのは改善と言えますが、受取時間を守らない店舗はいまだにあるため、そういう店舗は注意が必要です。

店舗からの通知

  • 旧アプリ:なし
  • 新アプリ:調理完了通知が届く

旧アプリでは、調理完了していても、店舗に行って確認するまではわからない仕様でした。

新アプリでは、店舗から調理完了通知が届くようになっており、店舗に早目に行くことの罪悪感が減りました。

しかし、出前館はあくまで「調理完了通知は任意」としているようで、店舗によっては調理完了通知を押さないところも多いです。

システムを作ったのであれば、「調理完了通知で必ず知らせる」といったオペレーションにすれば、配達員も店舗もWin-Win(配達員は待ち時間を減らせる、店舗は熱々を届けてもらえる)なのに、意味が分かりません。

ただ、配達員としてはうれしい機能だと感じています。

オーダー受託範囲

  • 旧アプリ:登録している拠点に紐づくオーダーのみ受託可能
  • 新アプリ:現在位置より自動で決定される全てのオーダー

旧アプリでは、登録している拠点に紐づくオーダーのみ受託可能でした。

そのため、エリアの「際」までロングドロップで行ったときは、オーダーが全くなくなるということがよく起こりました。

新アプリでは、エリアに関係なく自動でオーダーがくる上に、他のエリアで稼働するには、違うIDの取得が必須だったので、改善したと言えると思います。

ただし、店舗が異様に遠いオーダーもたまに通知されるので、注意が必要です。

オーダー受託方法

  • 旧アプリ:近い順に通知され選択可、早押し、受託は2~3件
  • 新アプリ:1件ずつ自動通知、スワイプ、受託は同時に2件可能

今回のリニューアルの一番の変更点がオーダーの受託方法です。

旧アプリでは、現在地から近い順にオーダーが複数通知され、その中からオーダーを早押しで選択するというものでした。

当然、ショートドロップ案件はすぐに取られてしまいますが、運よく自分が取れれば、時間当たりの配達件数を伸ばすことができます。

また、受託できるオーダーは2~3件の複数で、あらかじめ1件目のドロップ先の近くの店舗の注文を2件目に受託しておいたり、同一店舗同一方向の注文をダブルで受託したり、自分で考えてオーダーを受託できるので、効率良く配達することが可能でした。

一方、新アプリでは、現在位置から自動で選択された1件のみ通知される方式に変わりました。

しかも、地図上で現在地、店舗、ドロップ地点、店舗からドロップ地点までの距離、報酬額を表示してくれるので、初心者にはわかりやすくなったと思います。

通知されたオーダーには45秒間受託可否の選択の猶予があり、受託する場合は、「スワイプ」で受注を獲得します。

大体3人くらいに同じオーダーが通知され(公式からの発表ではなく、配達員の予測)、早「スワイプ」でオーダーを受託する必要があります。

3回連続でオーダーを拒否した場合は強制的に「業務終了」になります。(再度「業務開始」は可能)

1件のオーダー受託中にも、もう1件オーダーを受託することが可能です。

この点に関しては、配達効率を上げられる一助となりますが、配達順番はシステムによって自動で決められてしまうことが厄介です。

同一店舗のオーダーであろうと、ピック→ドロップ→ピック→ドロップと俗に言う「ピストン輸送」になることもあり、注意が必要となります。

旧アプリでは、早押しのため事故誘発などの危険が懸念されており、その点は改善していますが、新アプリでは結局「早スワイプ」のため、危険性は変わっていません。

また、配達件数の観点から言うと、旧アプリでは複数オーダーから選択する形だったのに対し、表示されたオーダーを何人かで争奪する方式になったため、確実にオーダー受託が難しくなったので、改悪と言っていいでしょう。

配達実績表示

  • 旧アプリ:件数のみ確認可能
  • 新アプリ:件数と報酬額が確認可能

旧アプリでは、1日の配達件数のみ確認が可能でした。

新アプリでは、配達件数以外にも配達距離、ブーストを加味した報酬総額も確認できるようなりました。

ただし、当日の報酬総額のみ確認でき過去のものは確認できないこと、どの配達でいくらの報酬額がもらえたかをあとから確認できないなど、痒い所に手が届かない仕様になっています。

配達員需要予測情報

  • 旧アプリ:機能なし
  • 新アプリ:ヒートマップ機能が追加

今回のリニューアルで、新たにヒートマップ機能が搭載されます。

注文量が多く、配達員が必要な場所は赤、配達員が十分にいる場合は緑など視覚的に分かりやすく表示され、より効率的な配達が可能になるらしいです。

しかしあくまでも、需要”予測値”であり、ヒートマップに記された地域にいても注文が急増するということはなく、意味がない機能だと感じています。

報酬

  • 旧システム:1件あたり一律
  • 新システム:距離別報酬

新アプリの導入に伴い、報酬体系も見直されました。

以前は、1件あたり一律の報酬でしたが、距離別報酬制度が導入されました。

2km未満のドロップ距離では報酬が下がりますが、2km以上では報酬が上がる仕様になっています。

ロングドロップ案件を多くやっていた方や、バイク稼働者にとっては朗報だとは思いますが、筆者は、自転車稼働で2km未満の配達を多くこなしていたので、この点においては改悪と感じています。

まとめ

出前館の配達員向けアプリは、今回のリニューアルで大きく分けて8点の変更が行われました。

良くなっている点もありますが、オーダーの受託や報酬の面では、出前館の配達員を長くやっている人には改悪と言わざるを得ません。

実際、筆者も昨年の今頃に比べたら、稼ぎが半分程度になりました。(ただし、昨年の夏は送料無料キャンペーンを行っており、オーダー数が違うため単純比較はできないが。)

 

一方で、Uber Eatsやmenuなどの配達アプリに近くなったので、そういった配達の経験のある方、もしくは、配達ドライバー初心者の方には、視覚的に使いやすいアプリになったと感じています。

今のところ他社フードデリバリーサービスに比べても、出前館は1件あたりの単価が圧倒的に高いのも事実です。

登録したことのない方は、是非この機会に出前館の配達パートナーに登録をしてみてはいかがでしょうか?

 

 

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30代、1児の父、元化学メーカー研究員。

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2009年から株を始めて今年で11年目、2017年からFXを始めて今年で3年目に突入。

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